セミナー情報
【2015.03.18】第4回「研究者のための思考整理術」
開催概要
- 日 時:平成27年3月18日(水)17時30分~19時30分
- 会 場:北海道大学 人文・社会科学総合教育研究棟 1階W103室(北10西7)
- 定 員:なし
- 参加費:無料
たとえば、論文をまとめるときにどうまとめたら良いか、研究発表をするときにどうプレゼンをまとめると聞く人に伝わるかなど、研究者には思考の整理が必要なことが多々あります。そのようなときの思考整理法の一つに、トニー・ブザン(TonyBuzan)が提唱したマインドマップがあります。
マインドマップは頭の中で考えていることを脳内に近い形に描き出すことで、記憶の整理や発想をしやすくするものです。効果的に思考を整理しアイデアを豊かにするツールの一つとしてマインドマップを使ってみましょう。
講師プロフィール
倉橋 竜哉(くらはし たつや)氏
アイネスト株式会社 代表取締役
アイネスト株式会社代表取締役。トニーブザン公認 マインドマップインストラクター(BLI)(2006年取得)。神奈川県出身。同志社大学経済学部卒。マインドマップ講座の開催数は500回、受講者数は6000人を超え、一般向けのマインドマップ講座では開催回数、及び受講者数共に日本で一番多い公認インストラクターである。(2013年4月現在)
セミナーレポート
講義を終えて
3月18日(水),人文・社会科学総合教育研究棟において「研究者のためのスキルアップセミナー④」を開催しました。
今回は,学外講師の倉橋 竜哉氏に「研究者のための思考整理術」と題して,効果的に思考を整理しアイデアを豊かにするツールの一つとしてマインドマップを使う方法について,ご講演いただきました。
教職員・大学院生を中心とした70名の参加者は,倉橋氏の話に真剣に耳を傾け,また,講演の合間に行われた実習においては,ときおり笑顔もこぼれるなど,終始なごやかな雰囲気で進みました。
講演後に行われた意見交換においては,時間が足りなくなるほどの活発な質問・意見が出され,会場は熱気にあふれていました。
アンケートの結果,参加者のほとんどが「満足」「まあ満足」という回答であったほか,スキルアップセミナーについて「もっと頻繁に開催してほしい」「番外編で長時間とったりしてもよいと思う」などの意見も数多く寄せられ,本セミナーへの関心の高さがうかがわれました。
大学力強化推進本部,創成研究機構では,これらの意見を元に,今後のセミナーの内容等について検討していきたいと考えております。
当日の様子
アンケート結果
ご意見・ご感想
- マインドマップなど何も知らず参加しましたが面白い方法があるのだなと楽しく話を聞けました、実習できました。(大学院生)
- 創造/整理という発想、イラスト・多色使いの理由(頭の体操)という独学では出てこなかった考えを知ることができました。(研究支援・専門職)
- 以前からマインドマップを使っていたのですが、上手くいかないことや疑問点が今回のお話で解消できました。(大学院生)
- すぐに役立ちそうな手法でよかったです。(教員)
- 非常に理解しやすく、時間がたつのが早かった。(大学院生)
- 頭がスッキリ。楽しく伝えて頂いて、感謝です。(研究支援・専門職)