セミナー情報

【2020.01.27】研究者のためのスキルアップセミナー⑬ 伝わる情報発信術~研究プレスリリースとビジュアルデザイン~が開かれます

【2020年3月4日】セミナーレポートを掲載しました。当ページの最後をご覧ください。

リーフレットのダウンロードはこちら

開催概要

  • 日   時 :令和2年1月27日(月)17:15~19:30
  • 会   場 :北海道⼤学 医学部学友会館「フラテ」⼤ホール(北15西7)
  • 参 加 費 :無料
  • 対     象 :本学の学生及び教職員(非常勤教職員含む)
  • 申込方法:⽒名、所属、職名(学年)、メールアドレス、講師の⽅への質問(任意)をご記⼊の上、下記メールアドレスへお申し込み下さい。締切:1⽉23⽇(⽊)
    info■all-produce.co.jp(■を半角@に変えてください)
  • 託     児:3歳以上の一時保育を無料でお受けしております。お子様のお名前(ひらがな記載)・性別・年齢(月齢必須)・アレルギーの有無を明記のうえ、下記メールアドレスへお申し込みください。締切:1月21日(火)
    rso■cris.hokudai.ac.jp(■を半角@に変えてください)

研究成果を社会に発信し、外部資金を獲得するためには、効果的なプレスリリースや申請書づくり、研究発表が欠かせません。第1部では、記者の視点からプレスリリース制作のコツやメディアとのコミュニケーション術を伝授します。第2部では、科研費等の申請書やプレゼンテーション資料を作成する際に役立つデザインやレイアウトについて解説します。第一線で活躍するプロ達が伝える情報発信術とは!?学会発表や卒論・修論、アウトリーチにもご活用ください。

講師プロフィール

 
 
山本  佳世子(やまもと かよこ)氏
日刊工業新聞社 論説委員 兼 編集委員、博士(学術)
東京工業大学大学院総合理工学研究科修了後、日刊工業新聞社入社。科学技術(バイオ、医学、化学)担当、ビジネス(化学、食品)担当を経て、大学・産学連携担当。2011年博士(学術)を東京農工大学で取得。同年度産学連携学会業績賞を受賞。東京工業大学、東京農工大学、電気通信大学で非常勤講師。著書に「研究費が増やせるメディア活用術」(丸善出版)、「理系のための就活ガイド」(丸善出版)などがある。
 
 
 
⽥中  佐代⼦(たなか さよこ)氏
筑波⼤学 芸術系 教授、博⼠(デザイン学)
筑波⼤学⼤学院修⼠課程芸術研究科修了後、グラフ株式会社グラフィックデザイナー、岡⼭県⽴⼤学専任講師を経て、2002 年から筑波⼤学へ。2017 年から現職。⽇本サイエンスビジュアリゼーション研究会(JSSV)代表。グラフィックデザイナーとしての実務経験を活かし、ビジュアルデザインの教育・研究を⾏っている。書籍の執筆、全国での講演活動にも積極的に取り組んでいる。著書に、『PowerPoint による理系学生・研究者のためのビジュアルデザイン入門』(講談社)、『論文・学会発表に役立つ!研究者のための Illustrator 素材集』(化学同人)がある。

セミナーレポート

山本佳世子氏(日刊工業新聞社 論説委員 兼 編集委員)、田中佐代⼦⽒(筑波⼤学 芸術系 教授)を講師に迎え、研究者のためのスキルアップセミナー⑬「伝わる情報発信術~研究プレスリリースとビジュアルデザイン~」を開催しました。当日は、101名(教員47名、職員20名、学生27名、その他7名)が参加しました。


プレスリリースについて語る、山本佳世子氏


ビジュアルデザインについて説明する、田中佐代⼦⽒


講師2名の講演に先立ち、黒岩麻里総長補佐(広報担当/理学研究院 教授)が開会の挨拶をし、続いて、中屋敷洋介氏(総務企画部広報課 広報・渉外担当)より「北海道大学のプレスリリース-本学の手続き・実績・傾向-」と題し、本学の和文プレスリリースについて説明がありました。司会は、川本真奈美氏(総務企画部広報課 学術国際広報担当 学術専門職)が務めました。


開会の挨拶をする、黒岩麻里総長補佐


 本学のプレスリリースの仕組みについて話す、中屋敷洋介氏


司会を務めた、川本真奈美氏


その後、山本氏が「社会とつながるためのプレスリリース入門」と題し、研究者がプレスリリースを書く際に意識すべきことを現役記者の立場から解説しました。田中⽒は「外部資金獲得のためのビジュアルデザイン入門」と題し、プレゼン資料やポスター作成時のポイントについて講演しました。最後に、講師が会場から寄せられた質問に回答し、セミナーは幕を閉じました。



講師に質問する参加者


参加者からは、「記者目線でリリースの書き方を習えたのは貴重な経験。早速リリースを書いてみようと思いました」、「ポスター全体のバランス、スライド作成時のグリッドの活用法など参考になりました」、「見た目も中身も相手に伝える努力や工夫が必要だということがよくわかりました。今後、各発表や講義資料の作成に役立つ内容だと思いました。とても満足です」といった声がありました。


セミナー後にスタッフ全員で